日本舞踊踊ってみました
日本舞踊初舞台、何とか無事に終了しました。
何の縁もゆかりも無い世界にポンと飛び込んで、まな板の鯉状態での1人舞。
板について、暗転から照明が入った瞬間『もしも振りが飛んだら』と頭をよぎる。
バレエなら、ベリーダンスなら、何とか出来る。だけど日舞は本当の意味で『木偶の棒』だ。凄い深淵にポツンと取り残されたみたいな、絶対的なピンチと隣り合わせにある。こんな気持ちは初めてでした。
緊張というより、恐怖というより、
圧倒的な孤独感。今まで味わった事が無い不思議な感覚でした。
舞は、大きな失敗はなかったけど、良くもなく酷くもなく普通でした。この一年の経験がリアルにそのまま出た感じ。
だけどこの舞台に立つ選択をしたおかげで少し掴めた事がある。音の捉え方や流れ、静止。ずっとモヤモヤはっきりしなかった日舞的なイメージがほんの少しだけ湧くようになった。
こうやって未知の世界にポンと飛び込むと、あまりにも無知で何も出来ない自分を改めて知る。そこから学ぶ。
一つ一つの経験やそれに至るプロセスが人生の宝なんだなとつくづく思った1日でした。無謀でもチャレンジって本当に大切。
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